日日是好日

多発性硬化症とお付き合いしていく、猫好きワーカーの記録

2017年3月:『JCウイルス抗体3.28』

3月下旬、先月受けた血液検査の結果を聞きに行った。

JCウイルス抗体が高くて、テクフィデラ使えません!

なんてことになったらどうしようかな。コパキソンかな。注射嫌だな。

そんなことを考えながら、病院に向かう。

 

さて、検査結果はいかに。

 

JCウイルス抗体値:3.28

 

高めだね、との主治医のお言葉。となると、当然のことながら服用のリスクが上がるわけで。

困ったなー。

 

しかし。テクフィデラに関しては、定期的な観察を行うことで、このリスクを回避できる可能性があるらしい。それは、3ヶ月毎の血液検査でリンパ球数の動きを見ること。

 

実際にテクフィデラ服用中にPMLを発症した方々のデータを見ると、PMLのリスクが高くなるのは

・テクフィデラでの治療開始から1年以上経過していて

・おおよそ1年以上にわたってリンパ球数が500前後に減少している

場合ではないか、と言われていた(2017年3月現在)。

 

そのため、テクフィデラの服用にあたっては3ヶ月毎にリンパ球数を観察することが推奨されているという。

半年以上にわたってリンパ球が500を下回っている場合は服用を中止するのが安全だし、500を超えていても800未満の数値が続く場合は服用に対して再度検討するのが良い、とされている。

 

上記を踏まえて、主治医と私は服用に踏み切ることにした。

 

とはいえ、この病院ではまだテクフィデラが使えない。

「処方させてください」という申請手続きの真っ只中なので、早くても4月中旬までお預けになる。

主治医とは

・4月中旬に診察&導入申請が通っていれば即日で処方

・医療費助成の申請を最短で提出できるように、診察と処方のスケジュール組み

という作戦を立てた。

なんといっても、3割負担でも1ヶ月で7万円ほどのお金がかかる薬。日々の生活には困らないけれど、毎月7万なんていう額を涼しい顔で支払えるほどの余裕はない。そんなことになったら、家計が赤字、火の車だ。

なんとしても、早期に医療費助成を受けないといと大変なことになる(お財布が)。

 

主治医が、こうしたことにも気を配ってくれたのは本当に有り難かった。

 

※医療費助成制度についてはこちらが詳しいです。

医療費助成について|MSキャビン

MSキャビンさんのサイトには、いつもお世話になっています。