日日是好日

多発性硬化症とお付き合いしていく、猫好きワーカーの記録

2015年最後の通院:自覚がないけど再発?

12月上旬、2015年最後の定期通院だった。

退院したばかりの頃は、ちょっとした日々の体調不良にも

「もしかして、再発した?!」

とびくびくしていたものだけれど、この頃になると(色々ともやもやすることもありつつ)特に大きな変化もなく平穏な日常を過ごしていた。

11月末にMRIを撮ってはいたものの、まぁ何事もないだろうと思っていたのだけれど。

 

開口一番、神経内科の主治医は最新のMRI(11月末に撮影したもの)で、病巣が増えていると仰るではないですか!!

 

え、うそ、マジで?

だって、な~んにも自覚症状ないよ?思い当たることなんて皆無だよ?

見間違いじゃないの?

 

半信半疑で画像を覗き込むと、確かに白くぼんやりとした部分が見える。

前回のMRIでも確認されていた病変ではあるけれど、今回のは範囲が広がっているのだそうで。

病変の場所は、脳室の前方。視床下部のあたり。
視床下部は睡眠や自律神経系に関連するらしく

「最近気になることはない?」と訊かれたけれど、当然のように自覚症状はあるわけもなく。

これは再発だね、うん、MSで確定していいと思うよ、と主治医。

 

うわー、マジか~。再発きちゃったかー。

自覚症状も何もないんだけどなぁ。まいったなぁ。

 

そんなこんなでモヤモヤとした気持ちを抱えたまま、主治医との話は”今後の治療法について”にいつの間にか変わっていた。

選択肢は、内服薬のジレニア(イムセラ)か、注射薬のコパキソンの2択、と言われる(※)。

将来の妊娠のことを考えるのであれば、コパキソンの方がまだ安全だろうと。

簡単に決められることでもないので、家族や彼氏とも相談してみてね、ということでこの日の診察は終了。

次の通院は3月。それまでに結論出るのかなー。

 

※本来はインターフェロンβのアボネックス&ベタフェロンも選択肢に入るはずだけれど、インターフェロンβの副作用(抑うつ)を心配した主治医が選択肢から外しています。

副作用としてはそれほど気にすることでもない、という話も聞くのですが、20代の頃に心療内科の通院歴&服薬歴があったことを考慮して、あえて安全策をとっているようです。