入院3日目~4日目:パルス1クール終了。外出許可が下りる。
《入院3日目》
3日目になると、病院での生活にもだいぶ慣れてくる。
この日は照明の一斉点灯時刻より前に目が覚めたので、先に洗顔と身支度を済ませてしまった。
病棟備え付けの給茶機(自由にお茶が飲めるのだ!)でほうじ茶をいただきながらのんびり過ごしたり、同部屋の患者さんとおしゃべりしたり、幾分余裕をもって過ごせるようになったのもこの頃から。
朝食前の診察では、まだ炎症は残っているという話だったけれど、眼球を動かしたときの痛みがほとんど感じなくなっていて「良くなっている!という自覚があった。
パルス3日目なので点滴は今日で一時終了、2日後の検査結果で2クール目を行うか決める、とのこと。
この日は母が面会に来てくれた。
(流石に入院となると父も話をしたらしい)
病棟で話をするのも落ち着かないので、別棟にあるレストランでケーキセット(!)をいただきながら1時間ほどおしゃべり。
ただでさえ血糖値が上がっているのに、ケーキセットとは、これ如何に…。当然のように夕食前の血糖値は159と過去最高を更新したのだった(でも後悔はしていない)。
《入院4日目》
この日は半日の外出許可をもらっていた。
実はパルス開始後から微熱が続いていたのだけど、まあ問題ないでしょうとのことで朝食後に病院を出て、3日ぶりの自宅へ。
この日になると左目の状態は少し改善されていて「ものがあるな」ぐらいの認識はできるようになっていた。
1時間半ほどかけて自宅に戻り、入院前に残していた洗濯と掃除を済ませる。なんと言っても、バタバタと入院してしまったからね。
終わった後は、荷物のまとめ直し。入院してから「これがあったら!」と思ったものを詰め込み、「これいらね」というものを自宅に置き去りに。退院することを考えて、荷物をまとめやすいように旅行用のキャリーバッグを持ち出すことにする。
お昼ごはんは近場の韓国料理のお店にお邪魔した。病院では絶対にお目にかかれないであろう、冷麺とビビンパのセット。
あー、好きなものを食べられるって幸せだなぁ…そんなことをしみじみ感じながら病院へ。
たった数時間の外出だったけれど、入院中で体力が落ちていたのか、予想以上にぐったりと疲れてしまって、この日は消灯前に寝落ちしていた。